子供に英語学習を取り入れる上で経験したエピソードの、2つめについてお話します。
ある日、赤ちゃんだった長男を連れて商業施設を訪れました。
バギーを押してエレベーターに乗ったところ、同じようにバギーを押している、アジア系のお母さんと娘さん(幼稚園くらいの年齢)と隣合わせになりました。
ふと見ると、娘さんは、近くのインターナショナルスクールのロゴが入ったシャツを着ておられます。
お母さんは英語ネイティブではなさそうな様子でしたが、” Let’s go. ”や” Stop it. ”など、英語を使って娘さんにどんどん話しかけていました。

目が合ってなんとなくお互いにっこりしたので(子連れママあるある)、「どちらから来られたんですか?」と話しかけてみました。
シンガポールのご出身で、今はお父さんのお仕事の都合で日本で暮らしていると教えてくれました。
’’ But… ’’と一瞬お母さんの表情が曇りました。
続けて、「来月から父親の仕事でインドに行くの…」と(^^;
新たな国への移動に、めちゃくちゃ不安そうな表情でした…
お母さんはエレベーターを降りる際も、最後まで” India… ”とつぶやいていました。

ほんのわずかな間でしたが、インターナショナルな生活を送るママと偶然お話することができました。
私はこの出来事で、
・ 国をまたいで移動しながら教育をがんばっているママがいること
そしてそんなママが、
・ 英語ネイティブでなくても、単語だけでもいいから、日常生活の中でなるべく
英語を使って話しかけていること
を目の当たりにしました。
外で子供に英語で話しかけるのも変かな~と何となく思っていたのですが、そんなことは気にせず、どんどん話しかけよう!と思考が切り替わりました。
東南アジアの教育熱を肌で感じることができたエピソードでした。日本人ママもがんばろう!と思います。
目覚ましいシンガポールの発展に興味があったのですが、この本を読み国の歴史を知ることで、理解が深まりました。
↓ シンガポールに興味がある方はぜひご一読ください ↓
中公新書は興味深いタイトルが多いので、書店に行くと背表紙をずっと眺めてしまいます。
追記: 結局このママに感化され、幼稚園児長男はインターナショナルスクールに入園しました。

コメント