美術館

LIFE

週末、子供たちを連れて美術館に行ってきました。
夫は別の用事があったので、1人で乳幼児2人を連れて行くことになりました。

目当ての美術館が駅からやや遠く、外は炎天下でしたので、バスを利用しました。空いていたのでバギーを乗せようとしたところ、20代くらいの男性が、「僕持つんで乗ってください」と言って、さらっと助けてくれました。

その方は私たちより先に降りていったのですが、私たちが降りる際は運転手さんがマイクで「大丈夫ですか?」と言いながらしっかり見守って下さり、無事に目的地に到着することができました。

社会はなんて優しいんだと思いました☺


幼稚園児長男と、美術館に入る前に

「ここではゆっくり歩くこと」
「お話は小さい声」

とお約束したのですが、案の定、途中で飽きて赤ちゃんにちょっかいをかけ始めました。 

常設展はなんとか見られたのですが、特別展では下の子も少しぐずりだしたので、ささっと回って終了しました。
想定の範囲内だったので、デビュー戦としては悪くなかったのではないかと思います(^^;



休憩コーナーで美術全集が自由に閲覧できたので、私が好きな青木繁の巻を子供たちと一緒に眺めました。
日本神話に題材をとった作品が好きなのですが、特に「わだつみのいろこの宮」はいつか子供を連れて本物を見に行きたいと思っています。
幼稚園長男に「わだつみのいろこの宮」のページを見せながら、「これ海幸山幸の絵なんだよ」と教えました。



↓  この絵本を読んでおいてよかった  ↓



絵の人物を指して「これがやまひこ」と言うと、「針取りに行ってる」と瞬時にモチーフを理解してくれました。
この日本の名作絵本シリーズがとても良いのですが、すでに絶版になっていて悲しいです。
(岩崎書店様、ぜひ復刊の復刊をお願いします。)
マークエステルさんの神話絵本も購入を考えています。



↓  神話絵本はこれも気になっています  ↓

青木繁は不遇の画家というイメージなのですが、調べてみると恋人の福田たね氏は青木氏没後に結婚し、子供をたくさん産んでいて、明治女性の力強さを感じました。

幼稚園長男は展示物にはさほど興味を示しませんでしたが、美術館の建物自体を気に入ったようで、「ここキレイ」と言っていました。短い時間でしたがアートに触れて、豊かな時間を子供たちと持つことができました。
夏休み期間だったのでお子さん連れの方もよくお見掛けしました。ヨーロッパのアート教育にならい、今後も機会を作って、子供たちをどんどん美術館に連れて行こうと思います。






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